画像保護&カスタマイズ強化!新ウォーターマークパラメータ『mark-tile』『mark-rot』の活用法

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Team imgix
November 10, 2020
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画像への透かし(ウォーターマーク)機能を強化:新パラメータ「mark-tile」と「mark-rot」の追加

imgixのウォーターマーク(透かし)機能では、テキストや画像をウォーターマークとして追加し、位置、サイズ、配置、透明度を自由に調整できます。このたび、新たに 「mark-tile」と「mark-rot」 の2つのパラメータが追加され、カスタムウォーターマークの柔軟性がさらに向上しました。

本記事では、画像全体にウォーターマークをタイル状に適用する方法ウォーターマークの回転をカスタマイズする方法 を紹介します。

mark-tile:ウォーターマークのタイル適用

mark-tile パラメータを使用すると、ウォーターマークを画像全体にタイル状に適用できます。

通常のウォーターマークパラメータでは、1つのマークを特定の位置に配置できますが、mark-tile を設定することで、グリッドパターンのウォーターマーク を作成できます。

主な用途

  • 著作権保護(ロゴやテキストを全面適用)
  • 企業ブランディング(背景パターンとしての利用)

使用方法

デフォルトの設定値は grid です。以下のように指定することで、画像全体にタイル状のウォーターマークが適用されます。

mark-tile=grid

出力イメージ:

例:画像全体にロゴが敷き詰められた状態

Example of watermark tile

mark-rot:ウォーターマークの回転適用

mark-rot パラメータを使用すると、ウォーターマークを任意の角度に回転できます。

主な用途

  • 「NEW」「SOLD」などのステータス表示
  • チケット販売・小売・不動産業界での利用

例えば、不動産やECサイトでは「SOLD(売却済み)」のスタンプを画像に重ねることで、商品のステータスを即座に伝えることができます。

使用方法

mark-rot=45 のように数値を指定すると、ウォーターマークが45度回転します。

mark-rot=45

出力イメージ:

例:「SOLD」のスタンプが斜めに適用された画像

Example of watermark rotation

mark-tile × mark-rot の組み合わせ

mark-tilemark-rot を組み合わせることで、タイル状かつ回転したウォーターマーク を作成できます。

使用方法

mark-tile=grid&mark-rot=30

この設定により、画像全体に30度回転したウォーターマークのグリッドパターン が適用されます。

出力イメージ:

例:30度回転したウォーターマークが画像全体にタイル状に適用された状態

Example of watermark with tile and rotation applied

まとめ:新ウォーターマークパラメータでより柔軟なカスタマイズが可能に

mark-tilemark-rot の追加により、ウォーターマークの適用方法が大幅に拡張されました。

  • 画像全体にタイル状のウォーターマークを適用(mark-tile)
  • ウォーターマークの角度を調整(mark-rot)
  • 両方を組み合わせて、よりカスタマイズされた表現が可能

詳細は ウォーターマークパラメータのドキュメント をご覧ください。

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